JIDAデザインミュージアムセレクションVol.3展によせて
「生活からの発想とデザインの成熟」
今年度のセレクション事業では、推薦品と選定委員を、JIDA全会員と委員会が依頼した数名の方を対象に募集いたしました。この結果 推薦品が60点程、また選定委員は17名の方が決まり、その中で選択したJIDAデザインミュージアムセレクションを本展でご覧いただく運びとなりました。
当初集まった推薦品は、例えば、生活の中から自然発生的に生まれたユニバーサルな商品、普通の生活を普通におくるための支援具、生活に潤いや活気を与えてくれる嗜好品、日本で生まれ世界で称賛されている技術やデザイン、またリサイクルやエコロジーに視点を置いた商品、そのほか食品や衣料品など、おおよそ生活に関わるあらゆるジャンルのモノたちでした。
そして、JIDAデザインミュージアムセレクションに選択され本展に展示されているモノたちは今の時代を雄弁に語っているのではないかと思います。私たちデザイナーが21世紀のデザインを考えるうえでも、また次代を担う子供たちや高齢化に向かいつつある社会のためにも、未来を見据えたモノづくりに真剣に取り組まなければなりません。
そのためにも、これらモノたちの語りかけが重要な指針となるに違いありません。
それでは、モノたちの語りにそっと耳を傾けながら未来を見つめようではありませんか。

JIDAデザインミュージアムセレクションVol.3展総合プロデューサー 倉方 雅行

選定委員
生田圭夫 伊奈史朗 上田幸和 大縄茂 倉方雅行 染谷昇 武正秀治
長坂亘 濱野靖久 藤田敏 松本康 武者廣平 村上輝義 吉田てるなが
紫牟田伸子
白谷貞夫
橋本優子


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