JIDA Museum Selection vol.16

SIGMA dp2 Quatto

SIGMA dp2 Quatto

Manufacturer

株式会社 シグマ
SIGMA Corporation

Designer

岩崎デザインスタジオ
岩崎 一郎
Iwasaki Design Studio
Ichiro Iwasaki

※画像はクリックすると拡大します。

比類なき高画質を実現するため、ノイズの発生源となる熱の影響を如何に抑えるか。 デジタルカメラとしての最適な撮影スタイルとは。 根強いdpファンの期待を裏切らず、新しいユーザーを獲得できるdpとは。 このような技術面、デザイン面の必然性の積み重ねを最適化するために、設計者とデザイナーが相互に提案、改善を行っている。 熱の発生源となる電子基板やバッテリーを可能な限りセンサーから遠ざけるレイアウトを取るため、センサーをレンズ鏡筒近傍に配置し、薄型化されたボディに電子基板を集約。右端後方に張り出したバッテリー室兼グリップを右手でホールドし、左手でレンズ鏡筒を支えることにより、自然と撮影者が被写体と向き合う最適な姿勢が取れるよう工夫した。 このような必然の積み重ねが、結果として今までのカメラには無い独自のフォルムを形成している。

(解説/ 株式会社シグマ  デザイン課)

2014年6月発売  価格\オープン(代表価格帯)


 選定委員解説文

小型化、薄型化で違いの見出せないデジタルカメラデザインの中で、これほど新しい方向性を示すものは無い。バッテリーや電子回路の熱から撮像素子を離す為のレイアウトと聞くが、そのことにより、ホールド性やボタン類の操作性を向上させ、且つ大型バッテリーの収納を可能にした大胆なデザインは他に類を見ない新種である。

  (選定委員/高木 庸)