JIDAデザインミュージアムの主な事業

デザインミュージアム委員会は、展示部会、研究・記録部会、デザインミュージアム支援会の3部会で組織し、デザインの「過去・現在・未来-明日への伝承」を目的とした活動を行っています。

展示部会の活動

活動-1:常設館運営

JIDAデザインミュージアム1号館 in 信州新町(以下当館)をはじめ、JIDAデザインミュージアム in アクシス(東京 JIDA事務局内)、JIDAデザインミュージアム in 大阪(大阪デザインセンター内)の3常設館(展示室)の企画・運営を主な事業として活動しています。その中で当館は、1997年7月にグランドオープンしたデザイナーが運営する独立したデザインミュージアムとしてはほかに例のない(JIDA調べ)常設展示施設です。収蔵品を紹介する常設展や生活を主題としたさまざまな企画展を開催しています。

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活動-2:JIDAデザインミュージアム・ウェブ運営

ネット上で活動案内や報告、コレクションデータなどを公開して国内外の多くの皆さんにご覧いただけるよう開設・運営しています。

http://jida-museum.jp/

 

 研究・記録部会の活動

活動-1:コレクションの保管・管理

コレクション収集活動の基本は“JIDA デザインミュージアムセレクション事業” を通しての参加企業からの寄贈と当委員会がホームページ上で呼びかけている“WANTED” 品の一般からの寄贈を中心としています。
2006 年には、財団法人日本産業デザイン振興会(現・公益財団法人日本デザイン振興会)より約550 点の貴重な海外コレクションを譲り受けるなどし、2014 年時点でのコレクションは約2,000 点の収蔵数となっています。

活動-2:デザイン関連資料の整理

二次資料と呼ばれる、コレクションを取り巻く製品開発関連資料の収集・整理、またデザイン史やそれを動かしたデザイナー資料の収集・研究をおこなっています。またデザイン関連書籍の企画・編集・監修などにも携わり、プロダクトデザインの啓発活動をバックアップします。

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活動-3:コレクションの活用

各地での企画展やデザインフォーラムへのコンテンツ提供を致します。

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デザインミュージアム支援会

私たち委員会が行うJIDAデザインミュージアムの運営や活動を資金面で支援するために設けられた
のが“JIDAデザインミュージアム支援会” です。1997 年“JIDAデザインミュージアム1号館 in 信州新町” が発足した初年度はJIDA 会費で運営されたものの、その後は支援会の多大なサポートによって施設運営は支えられています。個人の方や各企業・団体など、デザインミュージアム委員会を資金面でサポートしていただける方々を、私達は心からお待ちしております。

 

横断的な事業の活動

展示部会や研究・記録部会活動を横断的に連携しておこなう事業活動があります。

活動-1:デザインミュージアム・セレクション事業

この事業は、ミュージアム運営を維持・継続する上で欠くことのできない、デザイン性の高い収蔵品の充実を図ることを目的として1998年に開始しました。今ではこの事業による収蔵コレクションは現代日本のインダストリアルデザインを映すものとして、国内外より強い関心を集めるまでになりました。
 展覧会は選定品とそれに係るデザイナーや開発者を広く一般へ紹介し、また同時に図録による記録も行います。展示は、東京会場(六本木AXISギャラリー)とJIDAデザインミュージアム1号館(長野市信州新町)を中心に開催し、毎年多くの方々にご覧いただいています。

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活動-2:デザインミュージアムフェスティバル事業

次世代デザイナーなどの育成を目的にデザインワークやフォーラムを中心とした体験型デザイン啓発活動です。当館を拠点に信州新町の心豊かな環境と皆さんとの交流も併せた地域交流事業でもあります。

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デザインの「過去・現在・未来-明日への伝承」

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JaDeMu構想

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JIDAデザインミュージアムの未来

私たちデザインミュージアム委員会と同支援会は、2000年初頭「ジャパンデザインミュージアム(Japan Design Museum)」(仮称)略して「JaDeMu構想」を発表しました。

JIDAデザインミュージアムは、インダストリアルデザインの職能団体であることもあり、主に、家電や光学製品、また事務用品や情報機器などを中心としたいわゆる工業製品を収集・展示しています。
「JaDeMu構想」ではこのデザインの垣根を越え、グラフィックやインテリアデザインなどあらゆるデザイン活動の創造物をミュージアムの対象にしようとするものです。
関係各署のご協力を仰ぎながら、2010年を目標に私たちJIDAデザインミュージアムが中心となり「JaDeMu」実現に向けた活動を続けてまいりました。
2006年、デザイン8団体で構成される日本デザイン団体協議会(D-8)の下部活動組織として、「ジャパンデザインミュージアム設立準備委員会」を発足し、2010年9月、ミュージアム設立の可能性を試行する目的で 「ジャパンデザインミュージアム構想 第1回展・テーマ『DESIGNふたつの時代 60s vs 00s』」開催(9月17日〜28日)。JIDAは構成団体として企画に参画、所蔵コレクションを出展いたしました。2000年初頭に発表したJIDA構想は十数年を経て、D-8JaDeMu構想へつながり、現在は「ジャパンデザインミュージアム設立研究委員会」の名称で、設立の実現に向けた活動を継続しています。

詳しくは 日本デザイン団体協議会(D-8) ホームページ http://www.d-eight.jp/